ひなメモ!|内向型HSPとの共存

人の心理や考え方など 「人の研究」に力を入れています。 「自ら幸せを掴み取るための行動や思考」を追求しているので、そのために健康や習慣、思考などをメモ書きしています。最近は内向型の人に焦点を当てています。

ひなメモ!

【習慣】無理やり笑顔を作っても笑顔の効果を得ることができない理由:効果を得るためには?

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ひなた(@hinata_tweet)です。

 

「楽しい気分にするには、まずは笑顔を作る努力をしましょう」

なんていうことが当たり前のように言われるようになりました。

 

ですが、これは実際どうなんだろう?というのが、今回のお話です。

 

正直、ちょっと懐疑的です。

 

笑顔を作ることで気分をよくさせることができる

 微笑むことで気分を良くさせることができるというのは、ダーウィンの「表情フィードバック仮説」の話。

 

以下のTEDの動画もそのような内容です。

 

内容自体は2011年のものですね。

 

ロン・ガットマン: 笑みの隠れた力(7分18秒)

 

要点は以下のとおり。

  • 人から印象が良く、能力がある人と見られたい
  • ストレスを軽減したい
  • 結婚生活を充実させたい
  • 大金を見つけた気分を味わいたい
  • 健康的で長生きで幸せな生活を送りたい

    と思うのであれば、笑顔になりましょう

といった内容です。

 

研究に関しては最後に羅列します。

 

 

笑顔になることで上記のような結果をもたらすことには異論はありません。

 

ただ、「表情フィードバック仮説」のように

「本当に笑顔を作るだけでいいの?」

という部分には疑問を持ってしまいます。

本当に笑顔を作るだけで気分が良くなるの?

鈴木祐さんの記事でも以下のようなことが書かれていました。

無理やり笑顔を作れば、確かに楽しい気分にはなる。でも、その効果はかなーり小さい

そもそも「表情フィードバック仮説」の分析は30年も前のことらしいので、研究結果としては古めなんですよね。

 

最近の研究結果だと、そこまで効果はないと言われています。

 

どちらかというと、僕としてはこちらの研究結果に納得。

 

というのも、笑顔を作るだけで暗い気持ちから気分を良くするのはなかなか難しいはずです。

 

無理やり笑ってみても、

「なんでこんなことしているんだろう…」

と逆につらい気分になってもおかしくないと思うんですよね。

 

 

ただ、日頃から笑顔で楽しい気分であったのであれば結果は変わってくるはずです。

 

以下の記事で「条件付け」のお話を書きました。 

日頃から笑顔を作り、楽しい気分であったのであれば、笑顔を作ることで条件付けにより暗い気持ちであっても気持ちは落ち着いてくると考えられます。

 

なので、

「楽しい気分にするには、まずは笑顔を作る努力をしましょう」

というのは、

「暗い気分になった時こそ笑顔になりましょう」

といった単発的のものではなくて、

常日頃から笑顔を意識して幸せな気分を感じましょう

ってことなんですよね。 

常日頃から笑顔でいるメリットを得ていないと意味がない

当たり前と言えば当たり前な話なんですが、こういう話が出てくる時の多くは笑顔を作り慣れていない人に向けて話されます。

 

しかも、落ち込んでいるときに。

 

だから、その場で笑顔を作ってみたところで、

「気持ちが全く晴れない…」

と思ってしまい、

「笑顔になるだけで気持ちが落ち着くわけないよ!」

と笑顔でいる努力をさらにしなくなってしまいます。

 

 

ただ、TEDの研究結果であるように、笑顔でいるのは素晴らしい効果があるものです。

 

「常日頃から笑顔でいること」

というのはなかなか難しいかもしれないですが、それをやってみる価値は十二分にあります。

 

「笑顔でいることを心がける」

これだけで幸せな人生を歩める可能性があるなら試してみるに越したことはないと思うんですよ。

 

笑顔でいることは自分の気持ちを落ち着かせるだけでなく、他者への印象もよくなり、能力がある人に映るという研究結果があります。

 

となると、笑顔でいると自分の気持ちだけでなく、周りにも良い影響を与えて、その相乗効果でさらに笑顔になることが増えてくるはずなんですよね。

 

 

だから、常に笑顔を心がけてみることは大切だと思います。

 

なので、

「楽しい気分にするには、まずは笑顔を作る努力をしましょう」

というのは、間違ってはいないと思うんですよ。

 

ただ、その時だけやってみても効果があるわけではなく、持続させることで効果が出てくるものであるだけ。

 

 

常に笑顔でいることを心がけるだけで、

  • 人から印象が良く、能力がある人と見られたい
  • ストレスを軽減したい
  • 結婚生活を充実させたい
  • 大金を見つけた気分を味わいたい
  • 健康的で長生きで幸せな生活を送りたい

といったことが得られるのは大きいと思います。

 

常に笑顔でいることもなかなか難しいとも言えますが、それでも試してみる、笑顔でいることを身につける価値はあるでしょう。

 

常に笑顔を心がけていたら、気がついたら自然と笑顔でいるようになった、なんてことはよく起こることですからね。

 

習慣も心がけていたことが、気がついたら意識しなくてもできるようになっていた、ということはあるでしょうから。

 

だから、習慣化するのと同じように、笑顔に関しても意識して心がけてみて笑顔を習慣化させてみてはいかがでしょうか?

 

この記事のまとめとしてはこんな感じです。

研究を羅列

TEDで提示されている研究を以下に羅列。

UCカリフォルニア大学バークレー校が行った卒業アルバムの写真から成功や幸せを測った研究

→ 対象者の結婚に対する満足度や結婚期間、また対象者の充足度や彼らの他人に対する駆り立てる力を予測することができた。

 

ウェイン州立大学が行った1950年以前のメジャーリーグのプロ野球カードの選手たちが微笑んでいた期間をベースに研究

→ 選手の寿命を予想でき、輝くような笑顔を浮かべる人ほど寿命が長いという研究結果

 

 スウェーデンのウプサラ大学では、笑顔の人を見ながらしかめっ面をするのは困難という研究結果

→ 笑顔は進化的に見て伝染するもので顔の筋肉のコントロールを抑えてしまうから。

 

フランスのクレルモンフェラン大学では、笑うときに使う筋肉を抑えるために口に鉛筆をくわえてもらい、笑顔が本物かどうか当ててもらう研究

→ 鉛筆がないと判断力は高いのに、鉛筆をくわえた途端、笑顔の真似ができなくなり、判断力も鈍くなった

 

ダーウィンの「表情フィードバック仮説」

→微笑むという行為は気持ちを上向きにさせる

 

ドイツの研究でfMRIを使って笑顔の筋肉を抑えるボトックス注射をする前と後に、脳の活動を測った

→「表情フィードバック仮説」により、感情を司る神経処理が修正されるため、微笑むと気分が良くなることがわかった。笑みは脳の報酬メカニズムを刺激する

 

イギリスの研究者によると、笑顔一つでチョコバー2,000個に相当する脳への刺激が生じる。また、笑みは現金16,000ポンドを受け取るのと同じ刺激がある(2019年5月22現在、1ドル140円ほどなので、224万円相当)。

→笑顔はコルチゾールやアドレナリン、ドーパミンなどストレスホルモンを減少させ、エンドルフィンのような幸せホルモンを分泌し、血圧を下げる働きがある。

 

ペンシルベニア州立大学の研究

→笑顔でいると他者に好感を与え、親切に見えるだけではなく能力がある人に映るという研究結果